訪問福祉美容認定証書
訪問美容をするにあたり「訪問福祉美容認定証書」を取りに行きました。
※訪問美容は「美容師国家資格」があればすることができます。
講習を受けるのには数万円のお金がかかるのですが、必要な知識なので惜しむことなく出した方がいいと思い受けてきましたね。
この資格を取るには講習を受ける必要があり、基本的な内容は「体の不自由な方」に対する接し方や施術方法です。
体の不自由でない「妊婦」「育児」「介護をしている方」など自宅で施術をすることもあるのですが、訪問美容では「高齢の方」が多いのでしっかりとした知識や施術方法を学びたいと思い行ってきました。
訪問福祉美容講習
会場では講師の先生が1人に対し生徒が8人での講習でした。
普段は女性が多いみたいですが、今回の講習では男性も多かったみたいでしたね。
講師の先生は「訪問美容歴9年」のベテランの方で、数多くの施設や自宅に訪問されていました。
訪問福祉美容講習・午前
朝の9時半から講習が始まり、午前中は筆記・座学の講習。
必要な知識や施設の種類など、色々な訪問美容のことや心構えなどを教えてもらうことができ知っていることから知らない事
講師の先生の実際の経験や感じた注意点なども教えてもらうことができました。
現役で訪問美容をされてる方の話は凄く勉強になり、調べたりしても出てこないような工夫なども教えてもらうことができるので凄く参加する価値のある講習でした。
訪問福祉美容講習・午後
午後からはベッドで寝たきりの方や車椅子の方に対しての施術です。
最初は人形を使って施術のやり方や流れの説明を受けてから、人を使って実際のやり方や流れを教えてもらいました。
こちらはベッド上でする髪の毛のシャンプーのやり方です。
こちらはベッド上でするカットのやり方です。
こちらは実際に人でベッド上での体の動かし方など。
このように色々なことを教えてもらうことができ、気をつけるポイントなどのたくさん教えてもらうことができました。
訪問福祉美容講習の後
このような流れで色々なことを教えてもらうことができたのはよかったのですが、それ以外にもいくつか質問があったので色々聞きました。
- ベッド上でのカットをする際のコツ
- ベッド上でハサミではなくバリカンを使う理由
- ベッド上でカットした後の仕上がりイメージ
- ベッド上でカットをした後の髪の毛の処理
- ベッドカットの後の流れや気をつけるポイント
- 施設でのシャンプーをするやり方
- 施設での動きや流れ
- 施設で施術をしている時・施術の後で気をつける事
- 施設でカラーをする際の気をつけるポイント
- 薬剤を使った施術をしない方がいい場合
など、これ以外にもたくさんことを聞きましたね。
※「こんなに質問をされたのは初めて」と言われてしまいました。
しかし僕が訪問した際に迷惑をかけてしまうのは絶対に嫌なのでできるだけ色々聞いて勉強させていただきました!
それに現役のベテラン訪問美容師が講師の先生なので、普段疑問に思っていて調べてもわからない「現場の生の声」をしっかりと聞いておきたいと思ったので迷惑にならない範囲で質問させていただきました。
訪問福祉美容講習
講習は午前中に座学・午後に実技・最後に質問
の流れで終わり、とても勉強になる講習でした。
講習ではたくさんの質問をすることで色々なことに答えてくれて、質問に繋がるような色々なことを教えてもらえました。
質問をすることで講習の質が高くなると思っており、今回の講習は自分にとってとても良いものになったと感じました。
この講習で学んだことをしっかりと生かして
たくさんの方のためになるようにさらに向上していこうと思います。